タービン脱着日記 (日記かよ

どうも筑波1000の後、ブーストがかかるとヒューと音がするので、まさかなぁ・・・と思ってよく見ると案の定、マニホールドとタービンを止めているナットがどっかいっちゃってました

またかよ・・・ 実は筑波1000に行く1ヶ月前くらいに直した(つもりになっていた)部分でした。

かったりーい。けどやらなきゃな。ってことで、日産の部販へ。その部分のナットと、ロックプレートを買ってきました。前回はめんどくさくてそれらを買わなかったのです。それが敗因。

さて、ばらすか・・・・

まずは車を上げ(下にもぐり)、タービンの遮熱版を外します。これは10mmのボルト5本で止まっているので、適当に外せると思います。

外した遮熱版→

 


次はフロントパイプとタービンアウトレットのフランジのナットを外すのですが、とりあえず外す前に適当にマフラーを吊っておくと後ろのマフラーぶらさげゴムに負担がかからなくていいと思います。



そしておもむろに外します。ていうかスタッドボルトごと外れたのもありますが気にしない。

 


 

 


タービン下にオイルライン(戻り)があります。外すとオイルがだらだら出てきそうなイメージもありますが、実際にはほとんど出てこないのでさくっと外します。

さくっとね→つーかオイル漏れてるじゃん。後でシールすればいいか。


 

クーラントを抜きます。1L〜1.5Lくらい。

 

ここまでで、下でやる作業は終わり。あっさり。

さてボンネットを開けて、タワーバーを外します(実際には向かって右側だけ外して上に跳ね上げといただけですが)

そしてトラストっぽいサクションパイプを外し、

こんな状態に。更に、エアクリーナーをインレットホースごと外し、

こんな状態に。

 

この後、ウォーターラインを外しますが、忘れないうちに水温センサーのコネクタを抜いておきましょう。

 

そしてクランク角センサーのコネクタを外し、クランク角センサーを外すのですが、これは12mmのボルト2本を緩めると、左右に角度が変わるようになっています。
後で取り付けるときに角度を間違えるとエンジンがチョー不調になるので、後で取り付けるときに角度がわかるように、適当にマジックとかで印を付けて置いてください。

また、外すときもまっすぐ手前に抜き取り、先端のギアが回転しないようにしてください。
後で取り付けるときには同じように、同じ角度で差し込むようにしてください。

 

 

 

 

さて、マニホールドを外しにかかるのですが、うちのマニホールドはGP Sportsのものなので、純正ではこんなヘタレな苦労はしないのでしょうけども、

スタッドボルトとパイプとのクリアランスが無さ過ぎて、メガネが入らないのです(大笑い

まぁ笑っていてもしょうがないので、

 

 

KTCの12-14レンチをグラインダーで削って、肉薄になってもらいました。

決して、入らないからといって某ショップのように14mmのスパナで締めこんだりしてはいけません。
つうかナメてたぞ一角。

 

 

んでよーやっとマニホールドのナットを8本緩めて、外せそうな雰囲気が。

先に外しても良かったのですが、なんとなく後回しになったウォーターラインを外します。10mm4本外せば外れます。

まこれも特に問題なく。クーラントが少し出ますが気にしない。

 

ここまで外せば、あとはマニホールドを引っ張り上げると、マニホールド+タービンが上に外れるのですが、タービンアウトレットにくっついているO2センサーから伸びているコネクタを外しておいてください。
それから、エンジンブロックからタービンへのオイルラインが1本ありますので、17mmのソケットを用意しておいて、マニホールドを持ち上げたら、17mmで外してください。
写真は撮り忘れました(^^;
うちの場合は、ヘッドカバーの上にダンボールを置いておいて、その上にマニホールド+タービンを置いておいて、オイルラインを外しました。

さて外すと、

スカラカーン

外したタービンブロック。とマニホールド。

さて今回の問題部分
あーあ・・・

日産部品販売で買ってきた純正ナットとプレートロック。

 

疲れた・・・

ここまでの作業時間1時間半程度。まぁ、前にやったときよりは早い。

今回の問題のナット。

真鍮製のを使ったため、振動で上部が膨らんでしまって、緩んでしまっていました。
ていうかこんなに力かかるのね・・・

純正のは見たところステンレスなので、まぁこんなことにはならないのでしょう。

 

 

 

ということで、取替え。

つうか、スタッドボルト長すぎてこれまたメガネ入らねー

しょうがないので、一旦外して、
躊躇することなくグラインダーで削って落着。

今回はステンナットだし、ロックプレートも付けたので安心。

 

さて、組み付け・・・・

がーーーーーーーーーーーーーーーーーん

ヒビ入ってーるヨ・・・

しょうがないのでこのままの状態で知り合いにステンレス溶接してもらいました。
まぁなんとかなりました(^^;

 

さて、分解した逆の手順で組み付けておしまいです

の、はずでした。

組み上げて、エンジンかけてみると、チンチンチンチン、、、と音が・・・・

なにーーーーーーーーーーーーーい

どうやらタービンが回転すると、不定期に音が・・・良く聴いてみると、タービンブレードに何かが当たって、跳ね上がり、落ちてまたタービンブレードに当たり・・・という感じです。

原因はすぐに思いつきました。溶接です。割れ目から入った溶接のカスがタービン内に入ってしまって、タービンとダンスを・・

しくしく

再度分解です。

めんどくせーーーーーー

でもやらないわけにはいかないし。

手馴れたもので、今回はマニホールド+タービンを外すまで30分しかかかりませんでした。はええ。

マニホールドとタービンを外してみると、中から1.5mmくらいのステンレスの玉がころりと。

こんなもののために・・・・

ましょうがないです。

再度組み付け。

一日2回もタービン脱着したことなんてねーよ・・・普通ねーよ・・

約8時間の作業でした。疲れた・・・・。