廃油ストーブ作る

aliで速度調節付きの安いブロアファン、5月に買ったときは700円チョイだったかな。
エンジンオイルの処分のための廃油ストーブ作りたいなーと思って買ったけど、夏前だったから暑くて放置してた(^^;

何のノウハウもないのでなんとなく1インチのめっきパイプに、エアの吹き出し口として9mmのステンパイプを付けてみる

吹き出し口は対向で2カ所。でめっきパイプ先端は塞いで、途中で90度で溶接して、完成型はなんとなくこんな感じで、仮組みで置いてみる

4リットルのオイル缶にカドに、適当なコックを刺してエポキシで回りを固めた

送油パイプは適当な9mmのステンレス巻きパイプを曲げて作ったけど、パイプベンダー使ってもやっぱりちゃんと曲げられずにカドは潰れてるけどまぁ問題ない(^^;
送油パイプの先にはステンレス漏斗を、燃料ホース切ったヤツでジョイントした。そんでどう固定するか悩んだけど結局ステーみたいなのを3Dプリンタで(^^;

そんでブロックの横に穴空けてアンカー

そんでハリガネをビスで固定して、ステー付けてパイプ固定した

送油パイプは、一旦下げてから上げて、また下げてある。油が溜まる場所、いわゆるトラップを作っておかないと、おそらく火がパイプ通して漏斗まで上がってくる気がするので。

送油パイプの先端はぶつ切りで、送風管の上の方で滴下するようにしちゃった

完成型はこんな感じ

ペンキ缶の中にはダイソーで買ったステンボウルを、一次燃焼釜として入れてます。掃除も楽だしね。

で、エンジンオイル燃やした感じ、送風が一番下のみだとエアー少ないかな。あと送風が油面に近すぎると、燃焼を促進させ過ぎちゃって燃料がどんどん減る(^^;

そんでどんどん送油してエアもどんどん入れていくと、燃えるけど赤い炎だね

んでしばらく燃やしてみて、やっぱり吹き出しが下部だけだとエアー量が少ない。吹き出しが油面に近いと燃焼が進みすぎる感じする。送油パイプが上部にあると、燃料が滴下されたとき、燃焼釜まで落ちる前に空中で燃え始めちゃうので燃焼が不安定になるのと、燃焼釜がカラな状態になりがち。

ってことで送油パイプを下まで伸ばした

送風管の途中にも穴空けた。

油面をあまり叩かないように、下向きの穴はビスで埋めた

あと、送風管の先端が、油面からだいたい2cmくらいの高さになるようにしてみた。
これだと最初の点火時に風が直接いかないので若干燃え始めが厳しくなるけど、燃え始めちゃえば問題ないし、エアー増やしても燃焼が大きくなりすぎることもない感じ。

そんで現状

まぁこんなもんかな。これで送風のダイヤルは30%くらい。もっと風量増やせばもっとシュゴーって燃えるけどペンキ缶に穴あきそう(^^;
だいたいこれくらいで中心の温度測ると550度とかだったので、まだ釜が溶けるほどではないけども。

点火時は、釜に少しオイル貯めといて、汚れた紙ウエスとかの切れ端に火付けて上から落として、いいかんじに弱風にしとくとそのうちちゃんと燃えだす。

あとエンジンオイル以外にも、から揚げ後のサラダ油?菜種?とか、ブレーキフルードとか燃やしてみたけど、食用油はいまいち燃えが悪くて青い炎までいかずに燃えちゃうけど、燃焼時のにおいは一番少ない。エンジンオイルは風量次第で調整が容易。ブレーキフルードはエステル系のやつだけど、えらい勢いで燃えた。これ単体で燃やすのはコワイくらいなので、他の油と混ぜて燃やすのがいいかな。

今回のやつは、極力釜周りの加工なしにしたくて、ペンキ缶には一切の加工なしなので、缶がグズグズになっても交換するだけだし、点火時に使ったカスとかも、内釜取り出して捨てるだけなので楽ちんね。

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