カワナイ月間2
あとサイタマのほーのPCのXpがもう調子悪くてしょうがなかったので、7に入れ替えることに。
usbaudio.sysが原因で必ずBSODになるという・・
ついでに最近やすくなってきた120GのSSD 8000円くらいのを買ってきた。
そんでwin7入れた。快適。
ところでなんとなくRatocの新しいアレが気になったので
なんとなく買ってみた。
上から
RAL-24192HA1
RAL-2496UT1
HP-A3
まぁなんつうか似たような機能の似たような価格帯のモノを(^^;
ただ2496UT1はヘッドホンアンプっていうよりDDCって位置づけだと思いますけどな。
一番競合する相手はHP-A3だと思うんですが、機能も価格も。
HP-A3と24192HA1で比較して、
HP-A3の不満点としては、
・ボリュームがヘタレ
ギャングエラーあるし(普通あるけど)、すでに少しガリが出てきてるっていうのがどーも。
・USB接続がヘタレ(96Khz固定って・・
USBについてはもう電源取りにしか使わない方向で。光入力で使った方がまとも。
・インジケータがしょぼい
電源とlockしかないので入力周波数がわからない。いやわからなくてもいいんだけどサ
・DAC出力とHP出力が切り替え式でDAC出力もなぜかボリュームを通ってる
切り替え式なのはまぁしょうがないのかもしれないけど、リアの出力がボリューム通ってるのが解せないなぁ。おそらくはフォスの出してるパワードモニタは、RCAで接続してしかもボリュームがスピーカーの後ろに付いてたりするので、そういうの繋げるときは便利なのかもですが。それ以外の用途では害にしかならんでしょー
HP-A3のほうがいい点としては、
・ヘッドホンアンプの出力が大きい
HD800もらくしょうです。
・オペアンプがソケットに刺さってる
もちろん非推奨でしょうけど、交換出来ます
まぁUSBは電源取りだけに使って、光で入れて音出すなら、音的に特に不満はない感じではありますがー
24192HA1のほーがいい点としては
・デジタルボリューム
2496UT1もそうでしたが、ボリュームの抵抗値をADコンで変換して、デジタルボリュームのついてるアンプICのボリューム値を決定する、という構成なので、ボリューム部分にアナログの音が通っていないってところが安心できるというか。ただ使ってるアンプIC(TPA6130A )の取れるボリュームは64段階しかないので、ボリューム絞った方の音では結構1段階の音の差が大きいです。まぁそこが気に入らないって人もいるようですが、ぼかー気になりませぬ。なによりギャングエラーが皆無なのとガリの心配ないのと安いボリュームの接点通らなくてイイっていうメリットの方が大きいと思いますヨ
・24/192対応
まぁ音源がないので当面使わないですけど。
・DAC出力とヘッドホンは同時出力可能でDACのほうは固定
つかこの仕様が普通だと思うんですが・・
・外部ACアダプタ使用可能
USBで電源取って作動時に、EIAJtype2の何も結線してないコネクタを差し込んでもUSB側の電源が切れるので物理的に切ってるぽいですね。かんたんに別電源使えるのはいいですね。2496UT1もまぁ、USBケーブル中の信号と電源分けるケーブル作って別に取ることは出来ましたが。ちなみにHP-A3では信号と電源分けて使おうとしたけど本体の電源入らなかった。
・インジケータが豪華(わらい けど重要
44.1~192まで6個LED付いてる
ちょっと不満というか心配な点としては、
・ヘッドホン出力が小さめ
それでもHD800で、ボリュームを1時くらいで結構な音量で、3時くらいだとちょっとうるさくてムリって位には出ますけどな。
とりあえず中見てみた
XMOSがえらそうに鎮座してます。
DACはWM8523G
手前には2個オシレータが見えます
HPアンプは1チップ
TPA6130A RTJです
さて使われてるチップ構成だけ見ると、先行の24192UT1とDACとアンプは同じってことね。コイツHA1が出たとき、「ヘッドホンアンプ」と銘打ってあるのでUT1とは違うアンプ搭載(TPA6120あたり)かなーと思ったんですが、まぁカタログ値みりゃどっちも出力90mWなんで、やっぱ同じかー。的な。
とすると、UT1との違いは、UT1はデジタル出力が付いてて、HA1はデジタル入力が付いてる。ってトコロだけ、といえばだけなんですな。USB周りはちょっと違うでしょうけど。
なので、どっちを選ぶかは音っていうよりその機能で、ってことでいいんでしょうな。
UT1の廉価版、みたいな扱いを受けてる感じもするけど実際には出てくる音っていうより開発費だとか部品代(高価なCS8406とか)だとかの分を順当に下げられた、ってだけでクオリティが下がってるワケじゃないよ。ってことだと思っていいんではないかしらと。
でもその廉価版的なレッテル(?)のせいか、なんとなくマイノリティーな機種になっちゃってるような。
ヘッドホンアンプとして肝心な音はどうかっていうと、HP-A3、2496UT1と比べると横も前後も広がりが感じられます。その2機種とくらべると、より音楽的になったというか
横の音場が広く感じられるのはWolfsonのDACチップの味なんでしょうか。あと前後に、っていうのは、出てくる音と出てない音が被ってなくて、ってことなんでしょうから、分離がいいってことでしょうか。
f特としては中域がちょっとだけ太いかな。豊かといったらいいのかな。高域はすごくいいです。きめ細かくて、ツンツンせずしっとり。っていう感じというか。
HP-A3、2496UT1のほうがもうちょっとモニターチックというか、寒色ですね。そういえばA3も2496もDACが旭化成ですね偶然。旭化成のは寒色ってことなのでしょう。
まそれでもHP-A3(光入力)とは音場、寒暖の差はあっても拮抗してるかなぁ。2496UT1はコレ聞いた後だとすこし平板な感じがします。
DACとして使ってDA53Nと比べても遜色ないと思いますヨ。DA53Nと比べてると音場が少しだけ広がる感じでしょうか。
ということで、個人的にはHP-A3買うなら24192HA1のほーがいいかな。っていう感じ。
まぁ600Ωのヘッドホン使いたいなら別ですが。
ただ、ここまではとりあえずUSBで接続してたのですが、本当はTOSLINKで接続したかったのです。
そこにちょっと落とし穴があったわけでー