待ち遠しいのは・・・

いや、またしてもコゼットを見たんですが。
まぁここしばらくはアニメとか見てなくて、ひさびさに気に入ってるもので。
(エアマスターもはまったか。)

1話はなんだかよくわからないとか言う人もいますが、解るまで見ろや!。と。
んで2話はラブストーリーになってきているとかいう人もいますね。どうよ。
コゼットがどうして器物の魂と戦っているのか。1話では憎しみを持った器物の魂は他の物へ影響を与えているから鎮めなければならないと言ってましたが、そうすることが宿命と思ってやっているならコゼットは基本的に善人であると思うし、少なくとも殺されてしまうまではそうであったと思うのだけど、2話では、その器物の魂を鎮めないことにはコゼットが成仏できないみたいなこともほのめかしている。
2話の戦いを通じて、コゼットは倉橋がコゼットのために自己を犠牲にしてもコゼットを守ってくれると知り、互いに心寄せ合うようなシーンもある。

個人的にはコゼットというキャラは好きだし、素直に解釈して、コゼットは悪人ではなく、また倉橋に心寄せ始めている。と思っていたいが、血の契約だとか、あなたは何も考えずに苦しみに耐えていればいいと倉橋に言ってみたりとか、ところどころにどろどろした演出もなくはない。ただそれも当初はそうであって、徐々に倉橋に惹かれていく部分を強く描きたいための複線なら許せる。
わからないのは、エンディング前に、自己を犠牲にしても私を愛してくれるのはあなた?といってコゼットの口元がにやりとする部分。
もし、そこの部分を素直に見るなら、もともとコゼットは倉橋を利用するつもりで、倉橋に惹かれているようなポーズを見ている。という徹底的に悪女という設定で、そのまま3巻へ続き、倉橋は利用されるだけされて殺されて終わり。ならこれも許す。おれがばかだった。ですむ。
コゼットは次第に倉橋に・・というパターンなら、そのにやりは2巻冒頭に挿入されるのならまだOKだと思うのだけど・・・。1巻冒頭にも同様の台詞があったことを考えると、それが根底に流れるテーマであるなら、それが倉橋であるという演出として理解は出来るが、にやり、は不要と思う。というか失敗。
または、単純に謎を与えて3巻へ引く、というだけなら最低。
いずれにしても、コゼットが悪女でない、という結末だったとしたら、2巻の最後のにやりは演出としては最低だと個人的には評価して、この監督のものは2度と見ないと思うのね。
3巻が楽しみ。
いやそのあら捜しが楽しみでなくて、純粋にコゼットの動向がね。

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