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リサイクルの店行ったら苺が980円だったので買ってみた
元がいくらだか解らないけど、でけえ。
ディティールにこだわりがあるところとテキトーなところがあります。マフラー適当すぎ
ホイルはTE37のブロンズ
シートはコブラかな?ベルトはタカタ?
エアコン吹き出し口のフタの模様が似てます
わりとそこらへんのディティールはいいのですが、ボンネットの中とかは
エンジンがすごく後ろ、下積み。
あぁ、メッキパーツが安っぽいのねマフラーといいインタークーラーといい。
メッキじゃなくてクローム塗装のほうが良かったかもね。
まぁでもそれなりによく出来てるかな。
大井のスーパービバの2Fのやたらでかい手芸用品売り場に。
合皮が切り売りしてます
ユザワヤにはこんなになかったなぁ。
本革も割とありました。
あーんど通販2カ所でモロモロと
通販で買った合皮 おのおの140cmx30cm
通販で買ったシープスキン(30デシくらい?)と大井で買った合皮ロール多分1m
その他
牛革 30x30cm 2枚
牛革ソフト A4サイズ
ヒラメ打ち、菱目打ち、0.4mmアクリル板、牛革ハンパ、グルーバー、ヘリ落としとか糸とか針とかボンドとかカッターとかハサミとかもろもろ。
今回使わないモノもかなりあるけど(^^;
MDR-CD3000の合皮部分、イヤパッドとヘッドバンドがぼろぼろになってきたので自作することに。
あと、昔に比べると明らかに高音がキツくなってるのと、低音こんなに出てなかったっけ・・・最近のヘッドホンと比べるからそう思えるだけ?なんてのもあるので、そこらへんも改善できねーかなってことで。
CD3000 自作 でぐぐると、自作されている方のページがヒットします。そこで型紙も提供されているので、ありがたく使わせてもらうことに。
とりあえず純正パッドは一応まだ使えるのでバラしちゃうのも忍びないので、スポンジも切って作ることに。
適当にペンで型を書いて
カッターでジョリジョリと切る
今回、オルファのM型黒歯の本体と替刃を買ってみたのですが、これがすげえ切れる切れる
やわらかいスポンジもシャリシャリと調子よく切れます。ただ歯が薄いのですぐ歯こぼれしちゃうのが難点だけど切れ味はすげえ。
ちょっと大きかったかな。まいいか
型紙よりも、耳に当たる側を少し大きめに使います。型紙ピッタリだとうまいこと厚みが出なかったので(一回作ってみた)、まぁ型紙ピッタリで使うなら皮のほうをすこしパッド型に伸ばして型を付けないとうまいこと出来そうになかったので、大きめに切って周囲にシワで対応って感じで。ぬるく。
真ん中の穴をあわせて平縫い。この後ひっくり返す。
絞めすぎて耳に当たる側のスポンジの角が潰れちゃわないくらいのところで縫うようにしてみた。
ていうか縫い物なんてほんとに小学校のとき以来って感じ?
縫い始める前に、4ヶ所くらい、ホチキスで止めるか糸で結んでおくと、運針しつつどんくらいシワよせればいいか解るのでイイスよ。
縫い終わったら残った外側を切り取り。もう片方作るときは最初からサイズ決めて切っちゃう予定。
そんでドーナツが縫えたら、その上から、ヘッドホンにかぶせる部分のパーツを縫いつけ。
これも4ヶ所止めてから縫うといいです。
そんでひっくりかえすとなんとなくそれっぽく。
片方出来上がり
で、一個作ったところで、耳側は大体もとの型紙から8~9mmくらい大きめでいいかなっていう感覚だったので、もう片方は最初からそのくらいのサイズ大きめに目視で適当に切って使った。
ところでヘッドバンドもウニョウニョなのでやらないと・・
分解の仕方は型紙を提供してくれているページに紹介されているので参考に。
パカっと
うん、、よくWebで見かけるのよりはマシ・・・いやどんぐりの背比べ
手で触るとぼろぼろ剥がれちゃいます。
掃除機で吸いつつ全部とりました
こっちのウレタンリングは大丈夫そう。今回は弄らないことに。
そんで配線外して
左パッド内
右パッド内
後で銀半田で付けるので、一応残ったハンダはスッポンで吸っておいた。
ホネホネ
最初、ケーブルをアームから外すと後でめんどくさそうだったので、このままで作業しようかなと思ったんですが、プラプラと邪魔で、コード切れそうな気もしたので結局アームも外すことに。
そんでヘッドバンド部分をハサミで切開
しかし合皮がもうボロボロで手に黒いのがベトベトと
まぁアルコールですぐ取れますけど
そんでヘッドバンドに、平目打ちした皮を針2本使用でベースボール縫い
こんなかんじ
あとヘッドバンドの下にあるバンドもバラして、中の型紙と同じサイズで0.4mmアクリル板を切り出し
こんなの
そんでその型紙とアクリル板で金具を挟んでスーパーXで接着して、さらにそれを皮で挟んで接着
皮の方は今回買ってきたアクリアスティックってやつで接着
このボンドも便利で、まぁいわゆる木工用ボンドと同じような感じなんですけど通常の木工用ボンドに比べると乾くのが速い。スーパーXだとハミ出ちゃうとタイヘンな事になるけど、コレだと指ですっと拭き取っちゃうだけで大丈夫だしなによりノズルが細くて使いやすかった。
糸を結んだ部分を固めるのにも便利だった。まいいか。
で、ボンドが乾いた時点で上下の皮を引っ張ってみても全然剥がれる気配ないので、めんどくさいから縫わないでもいいかな・・とも思ったけどせっかくなので(?)縫ってみることに。
ただ平目打ちがなんかイマイチヌケが悪い気がしたので、BUCKのダイアモンドシャープナーで先端を研いでみました。
そんなに一生懸命研いだわけではないのですが、なにげに刃先で紙が切れるほどにシャープになっちゃいました。すげえぜシャープナー
そんで平目打ちしてみたら前より全然楽にヌケるように。
そして平縫いして周囲を切った。
コバの部分は若干青かったので、コバ用塗料で縫っちゃいました
さてヘッドバンド組み立て
ところでスピーカー前の音響抵抗のウレタンスポンジの代用としては、適当なスポンジがあったのでコレで。
丸く切って、3カ所に小さく切った両面テープで止めた
割とよさそうげ?
イヤーパッド側のウレタンリングも触るとぼろぼろ取れちゃったので、これまた取っちゃって、5mm厚のスキマテープがあったので半分に切って使うことに。
もともと付いてたウレタンリングは高さ5~6mmだったけど、今回作成したパッドは裏側を比較的柔らかい合皮にしたので、内側のほうはヘッドホンとは離れちゃう感じなので、2段にしてみた
これでパッドと当たるのでヌケないようになる・・かな。
低音に寄与しそうなヨカンが。
そんでくみ上げて完成
ボロボーロ
おつとめご苦労さん・・
まぁこんなかんじ
今回買ってきたスポンジブロックとボンド
近影
うん、ずいぶん綺麗になった。ナイステキスタイル
あと音も音響抵抗のおかげか、高音がすげえキツい感じも無くなって、でもちゃんと出てて。
そんで前より低音がちゃんと出るようになった。びっくり。
あのシール2段がよかったかな。他に低音に関わるようなところ弄ってないしな。
弄る前と比べるとかなりまともに音が出るようになってかなり感動モノ。
また10年くらい使えるかしら(^^;
耳パッドは純正と比べるとたぶん2~3mm厚くなっちゃったかな?その影響は特に感じられませんが。
シープスキンは約0.6mm厚のスエードのやつ使いましたが、ほんとは汚れとか考えるとスエードじゃないほうがいいんですが通販だと硬さが解らなかったので、スエードの方が柔らかいだろー。ってことで。
ふにふにと柔らかくて気持ちいい素材でした。
ヘッドバンド部分に使ったのは牛革のA4サイズ切り売り1000円のソフトレザーでシボ少なめのやつ。これもかなり柔らかくていいかんじ。ヘッドバンド掴むと柔らかくて高級な感じがぐー。
しかしコレの作業中、もっと簡単で綺麗にイヤーパッド作る方法も考えついたけど、すでにパッド作った後だったので、まぁそれはまた今度試してみるか・・・